メゾン Haute Couture
フランスに数軒しかないオートクチュールメゾンの中でも根幹をなすジバンシィのアトリエは、パリのジョルジュサンク通り3番地に位置しています。
パリのジョルジュサンク通り3番地。ホテル ドゥ キャラモンのファサードの後ろに、ジバンシィ オートクチュールのアトリエがあります。ユベール・ド・ジバンシィが自身の名を冠したメゾンをオープンしてから数年後の1959年、ジバンシィのアトリエはこの歴史的な邸宅に移転してきました。 ジバンシィはジャック・ファット、エルザ・スキャパレッリといった名だたるメゾンでクチュールを学んだ後、独自のノウハウを自らのメゾンの職人に伝授。そのうち数人はジバンシィ退任後13年間も残り、今でもメゾンのアトリエに伝統が受け継がれています。少人数の環境の中で、細部に至るまで細心の注意を払って作られているオートクチュールは、非常に高度な技術を持つ職人が、情熱と忍耐を武器に科学的な正確さで仕立てていきます。すべてが手縫いで作られ、数百時間、時には数千時間掛かることもあります。フランスに数軒しかないオートクチュールメゾンの中でも根幹をなすジバンシィのアトリエは、メゾンの職人と彼らのノウハウという基盤の上で、夢を実現する場所なのです。