GIVENCHY CATWALK, THE COMPLETE COLLECTIONS

『ジバンシィ キャットウォーク』

アレクサンドル・サムソン & アンダース・クリスチャン・マッセン

『ジバンシィ キャットウォーク』は、1952年のメゾン設立から今日に至るまでのジバンシィのオートクチュールおよびプレタポルテコレクションを、1,200点以上の写真で紹介する初の総合的な概説書です。

1952年、ファッション界に颯爽と現れたユベール・ド・ジバンシィが弱冠24歳で設立したメゾンは、ジバンシィのミューズ（そして親友）であるオードリー・ヘプバーンが体現したように、エフォートレス・エレガンスの極みを象徴する存在となりました。ジバンシィのコレクションの多くは、本書で初めて公開されます。1995年に創業者が引退すると、まずジョン・ガリアーノが指揮を執り、その後を若きアレキサンダー・マックイーンが引き継いで、ジバンシィ初の（そして唯一の）オートクチュール・コレクションを発表します。2001年には、ジュリアン・マクドナルドが独自のハイテンションでグラマラスなアプローチをジバンシィに持ち込みます。直近では、イタリア人デザイナーのリカルド・ティッシが2005年に就任し、クレア・ワイト・ケラー、アメリカ人デザイナーのマシュー・M・ウィリアムズと続き、ジバンシィを現代的な方向へと導いたのです。

『ジバンシィキャットウォーク』は、オリジナルのキャットウォーク写真を通して世界のトップメゾンのコレクションを概観できる貴重なモノグラフの最新作です。

著者であるアレクサンドル・サムソンはファッション史家であり、ガリエラ宮のキュレーター。「1997年ファッション・ビッグバン」、「マルジェラ／ガリエラ1989-2009」、「Back Side / Fashion from Behind」などの展覧会を企画しています。

アンダース・クリスチャン・マッセンは、ブリティッシュ・ヴォーグ誌のファッション評論家です。ロンドンを拠点とし、フィナンシャル・タイムズ、デイリー・テレグラフ、i-D、NYLON、ウォール・ストリート・ジャーナルなどで特集記事を執筆した経験を持ちます。

「本書は、ファッションハウスの創始者とその後継者たちの創造的な発展をたどる機会であり、彼らの初期、勝利、疑念、革新について探求する機会なのです。また、彼らが当時どのような反応を引き起こし、それがどのように私たち自身の反応に影響しているかを検証する機会でもあります。約180のコレクションは、一般の人々を驚かせるような創意工夫とラグジュアリーのレベルの高さを証明しています。ジバンシィのハートは、商業的な提案と華やかなプレゼンテーションの間の稀有なバランスを保ちながら、時代の鼓動とともに鼓動しているのです」- アレクサンドル・サムソン（作家）

『ジバンシィ キャットウォーク』は、紀伊国屋書店、アマゾン等でお買い求めいただけます。